迷える子羊(30代男・子持ち)のアタマのなか

30代既婚男・専業主婦・3人の子どもを抱える迷える子羊が世の中という狼に食べれないよう、必死にかつできるだけ賢く現実的に生き抜くためのブログです。投資信託、マネーリテラシー、株、不動産、子育て、ランニング(マラソン)、仕事

麹町中学校の型破り校長 非常識な教え。こどもの教育方針

子育て世代にとって教育はいちばんの関心ごとですね。

 

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 今回妻に借りてこの本を読みました。

東京都千代田区にある公立中学校の校長の著書です。
調べてみるとカンブリア宮殿にも出ているんですね。知りませんでした。

 こんな学校に行かせたい。自律の精神。

正直、我が家は私立は考えていません。
その理由は私立はどうしても似たような人や家庭が多いから。公立のほうがいろんな人がいるので、公立の予定です。なのであんまり受験は考えていませんでした。
しかし今回この本を読んで、夫婦そろって「この学校に入学させたいね」と本気で思いました。(実際は遠く離れた九州に住んでいるのでそもそもムリなのはわかっていますが)
 
自分にできることはなにか、と考え課題解決に挑む。
ちがいを尊重し、
地道な対話を通して
合意形成を図ることができる
 
そういった「自律した人間」を育てる環境をつくっている。
実際に通っている人は知りませんが、同じ公立の対極にあります。
 
公立のデメリットとして、前例にとらわれるということがあります。
以前もこうやっているから。みんなこうやっているから。と金太郎あめのようにどこでも同じ教育、全員同じが褒められます。もちろん前例どおりにやるほうがかんたんですし、差がうまれないこともわかっています。親からするとこういった麹町中学校という前例がひろまってくれることを期待します。
 
中学生だからこそ、
自分に合った学び方の習得
自分が何がわからないかの把握
をのぞむことができます。我が家の6歳ではまだそれを望むにはその前段階が必要です。
 

子育ては夫婦の共同プロジェクト。

今回はじめて夫婦で教育関係の本を一緒に読みました。これは今後も続けていきます。

メリットとして、子どもへの対応やどういう接し方がいいのか方針の共有ができます。同じ地図をみて、旅しているようなイメージです。育ってきた環境は夫婦といえでもちがいます。しかもそれは共有できません。我が家はお付き合いして10年以上になりますが、小学校などの学生時代の話はしますがどんな教育方針で育てられてきたのか話したことはありません。各家庭の「あたりまえ」があってそれをベースに自分のこどもを育てています。こういったちがいを近づけていくためにも同じ本を読んで目標とする姿を一緒にかんがえることができます。

また自分では気づかない自分の姿をフィードバックできます。子どもと話した後に「ああいう言い方だとちがう意味で伝わるよ?」とか「最初のひとこと目に怒りがこもってるよ」と言われています(なかなか素直にその場では聞けませんが、あとでボディーブローのように効いてきております・・・反省)。

 

親が今日、自分にできることから始める

本の中で刺さったのが、

大人の言うことを聞くこども=いい子

大人の言うことを聞かない子ども=わるいこ

ととらえがちな自分を見つけました。自分はよく怒ってしまうのですが、「言ったことをやらない⇒叱る」が多いです。これは本の中にも書いてまいたが、大人の都合で勝手に怒っています。これを待つことだったり、「しずかちゃんメソッド」でいったんうけいれて、選択肢をしめしてえらばせたりしていきます。うまくいくといいな。とりあえず今日の朝はうまくいきました。結局親である自分自身の問題ですので、どういう声掛けをするかですね。

 

それではまた~