日本人は「やめる練習」がたりてない!!たしかに!!!
日本人は「やめる練習」がたりてない!!野本響子
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「挑戦」
こう聞くとすごくハードルが高いです。
かっこいい経営理論などはよくこう書かれますよね。
この本では自分の適性を知るには挑戦に「なれる」ことが必要だとわかります。
ただでさえハードルが高い「挑戦」に「なれる」。
たいへんですね。
読み終わるまではそういう気持ちでした。
しかしすべての物事はじぶんでやるか決めて、その結果は自分で請け負う。
やらない・やめるということも決めてよい。
長く続けること=すごいこと・ほめられることではない。
いままでどれだけこういったところを意識していきてきたか考えさせられました。
一時期GRITがもてはやされました。
自分もやはり自分自身はもちろんですが、子どもたちにもやり抜く力をもってほしいとねがってきました。ねがっているだけではなく、どうしたらGRITがつくのか。やると決めたならやりぬけ!!と半ば強制していました。
やりぬくことはいいことだ。続けることはいいことだ。
そういった考えが根底にあるからそういった態度やこえかけで接していました。
しかし辞めることも続けることも本人の選択。
その選択をさせて、その結果がどうなるか(たとえおとなである親である自分が結果がみえていたとしても)こどもが自分で体感すること。
それを何度も何度もしていく。それを支える。
こういった接し方にかえていくきっかけになりました。
この選択をうばって、大人がいい!という方向にもっていくと自分の頭で判断できない思考停止状態にまっしぐらです。
そこで「やっぱりやーめた」となっても、それで死ぬわけではないですね。
あるいっていの「がまん」というのは必要になってくるでしょう。
しかしその必要になったときに自分が「必要」と感じるかは親は決められないなと感じました。
ならいごとは特にいろんなことを短い期間でもいろいろさせてみて、続けるか自分で決めさせてみます。
とりあえず緊急事態宣言でいけてないスイミングを
「スイミングつづけるー?どうする?やめてもいいし夏休みとかだけ行くコースもあるよ?」
ときいたところ長男から
「んーやすみだけにするー」
となまへんじが返ってきたのでそれにしたがってみます。
とくに我が家は長男・次男ともに回答の答えをさぐりにくるかんじ(こっちをみながら「これにしよっかなー」とこちらの反応をうかがう様子。授業で当てられたときに先生に回答を探ってくる感じに似てます)がよくみられるのでどれでもいいよ。サポートするよ。という姿勢をつづけていきます。こどもも一人の人間ですもんね。アドラー心理学ってほんとふかくて、むずかしい。
それではまたー
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