同一労働同一賃金をどうとらえるか、
よく新聞などで同一労働同一賃金が取り上げられているのを目にします。
もちろん社会全体としては正社員と派遣社員の溝をなくすことが’よい’社会であることは同意します。
しかし、自分の職場においてはどうだろうか、とおもいます。
例えば、1つの企画をチームで行った場合。
その中での働きというのは可視化するのが難しく、みんなでそのパーツパーツを埋めていくでしょう。
その中でそのパーツを取り仕切って、重要部分を多くやった敏腕社員となぁなぁだったりまだよく割らず勉強中の社員は結果だけ見ると1つの企画を作ったので同一労働になるのかなと思います。
じゃぁその2人を同一の収入でよいかといわれるとそうではない方が多いでしょう。
自分自身個人の仕事ではもっと顕著で
常勤で働くより非常勤のほうが収入が良かったり
昼間にずっと働いた賃金と、別のところで働いた賃金は2~5倍程度の差があることがざらです。同じ自分自身を労働力としているのになぜ収入はこれほど差があるのか。
こういったのをゆがみと呼ぶのでしょう。
正直以前までの自分だったら「なんでなんだ!」「ありえない!!」という怒りや憤りが強かったです。しかし社会の仕組みや企業の儲かる仕組みを知ってから、それは少なくなりました。
こういった社会のルールをただ恨むのではなく、なぜこういった仕組みなのか理解することは現状を大きく変えることはありませんが、現状認識を変えることにつながり納得した仕事につながるのではないでしょうか。
やはりやらせている・やりたくないと感じる仕事は苦痛ですし、時間の経過も遅く感じます。同じ仕事でも納得してやったほうが、気持ちよく良い仕事につながります。
そうはいいつつ最近、目の前でほかの人が「いやだ!」といって、その仕事が自分に回ってくるのが自分の状況です。そういったときはいったん気持ちを落ち着かせて、なぜと現状に問いかけて、こういった状況打破のために自分はお金をいただいていると再認識しています。
まずは自分自身がお金を稼いでいる、そこからもらっているという事実を認識して、
お金をもらっている以上は仕事をするという事実を再認識。
わかってはいますが、難しいですね。
和仁さんの本はもっと違った形で紹介したかったのですが(粗利などの表が秀逸でした)、、本日はそういった出来ことがあったためついつい引っ張られてしまいました。