仕事をクビになって。仕事探しと基準。お金は麻薬、どう選ぶかの考え方
3月は退職する方もおおいですね。
4月になるとまた新入職員が入ってリフレッシュしたメンバーになります。
一期一会。
今回は 自分自身が3月で契約延長されないという事態に面しました。
派遣切りです。
クビ。得られた経験は貴重
派遣切り。
世の中でいわれる派遣切りとはちょっと違います。失業というわけではなく、週1回いっている非常勤の会社を3月いっぱいで退職になりました。
退職は自分自身が望んでいたことではなく、「先方の都合」というのが正直なところです。先方も急な決定であったようで、3月頭に3月いっぱいで契約満了とされました(そもそもこんなギリギリに通告し、それがまかり通るのが業界のねじれです)。
今回契約打ち切りは働き始めて8年になりますが、初めての事態です。業界としては売り手市場であるのでなかなか経験できない経験です(売り手市場でよかった)。
今回の週1回の仕事というのは、今まで行ったことのない仕事でした。もちろんメインの業種と関連がないわけではないですが、専門におこなったことはないという状況でした。就業開始する前にその事についても話し合っており、先方からは「学んでもらえればそれで構わない」ということでした。
約1年勤めてきましたが 初めてのことや仕組みや制約を体感することができ、自分の経験値を上げることができました。その経験は非常に財産で、雇ってもらって感謝しています。また自分の可能性自体が広がったなと感じました。
労働力は乾電池。使い捨てでローコストで高耐久なものがよい
実際現場の人たちからは評価していただいてたようで
「(お世辞かもしれませんが)残念だ」
という声をいただきました。じゃあ何故契約延長しないかというと
『経営的判断』
でした。
コストが安いもの・安定供給されてるもの(今回の場合はヒトですが)と、自分自身に支払われていたコストや安定性が比較された場合、他者のほうが優れていると判断されました。
とあるブログで紹介されてた通り
労働力というのは乾電池である
というのは本当だなと実感しました。
どういうことかというと
コストが安い。
長く使える。
このふたつがあるのであれば、それに取って代わられるということです。
この二つは数字で比較されるので残酷ですが事実のみを比較できるので判断は簡単です。
次の仕事を選ぶ基準。30代の今は収入より経験
経験にはなりましたが実際生活していく上でこの週1回の収入というものは失うこと自体は痛手です。契約延長されないということを言い渡されてから、急いで転職のエージェントに相談しました。
2社(ヨコモジ社と漢字社)に相談しており、それぞれに「他社で良い条件があれば決める」と先にお断りしてお願いしました。違う会社の条件を相談していく上で今までいってた会社と比較しました。
ヨコモジ社からは現在とほぼ同じ条件で提示されました。先方での採用の判断を待っています。
漢字社は今いっている会社よりも少し条件は落ちますが、家から近く今までとはまたすこし違う経験がつめそうなところです。こちらは面接日程を調整しています。
この二つの中で「どちらを選ぶのか」考えていく中で、自分の基準を考え直しました(本当はもっと違う可能性も検討したかったのですが、時間切れです)。収入になるお金だけを選ぶのであれば、ヨコモジ社が提示している今の条件と同じところを選びます。
ただお金自体はあくまで幸せになるための道具であると考えています。自分自身の成長や充実感・喜びといったものを優先したいです。
漢字社から提案されている会社の業務内容が本当に違う経験がつめるのかがカギになるのでそこについてはしっかり面接で確認します。逆に今と同じ条件で、より今よりも面白い経験・貴重な経験が積もるのであれば、それが一番です。
まだ自分自身が30歳前半ということもあり、自分自身の成長・経験を優先して決めなければと改めて感じました。
お金は麻薬なので、今の収入から少しとはいえ落ちるのは抵抗が正直あります。
以前の記事で自分が評価してもらっているという自己満足な記事を書いたばかりなので少し後ろめたいのですが現実は現実です。
今回は特に 自分自身の 問題というわけではなくて純粋に数字の話であるので 仕方がないです。もちろんモヤモヤはしますけどね。まだ契約満了まで複数回仕事が残っています。こういう時こそ腐らずにしっかり仕事を達成ていく努力をしていかねばいけませんね。
それではまた~